新物のホタルイカが続々入荷中です。

新物のホタルイカが、兵庫県香美町より入荷されています。

ホタルイカと言えば富山県が有名ですが、実は兵庫県も富山県に肩を並べるほどの生産地なんです。

よく調べてみると、相模湾、駿河湾、外房でもホタルイカを漁獲することはできるそうですが、まとまって水揚げされるのは日本海だそうです。

ちなみに兵庫県産のホタルイカは他県に比べて小粒ですが、淡泊ながらプリプリした食感と濃厚なワタの旨みを楽しめます。

通常流通するホタルイカは、ボイルされた状態で出荷されてくるのが一般的で、みなさんもスーパーや鮮魚店でこの時期見かける機会が増えると思います。

しかし仲卸横浜丸栄水産㈱細谷専務より、絵になる素材を仕入れたとの一報を頂き馳せ参じました。

その正体は、富山県新湊からの生のホタルイカです。

めちゃめちゃ丁寧に箱詰めされ、一面に氷が敷き詰められた発泡スチロールの中で鮮度が保たれ入荷しています。

透き通ったホタルイカは、本当に美しく美味しそうです。折角だから生で食べてみたいですね。

しかし、生食には少し注意が必要なようです。

平成12年6月21日付で厚生省より生食用のホタルイカの取扱と販売に関して通達が出されており、

1.生食を行う場合には、-30℃で4日間以上、もしくは-35℃(中心温度)で15時間以上、または-40℃で40分以上で凍結する。

2.内臓を除去すること、又は、製品にその旨表示を行うこと。

3.生食用いがいの場合は、加熱処理(沸騰水に投入後約30秒保持、もしくは中心温度60℃以上の加熱)を行うこと。

いずれもかなり厳しいハードルですね。

ホタルイカの内臓に旋尾線虫Type Xと言う寄生虫の幼虫がいて、ヒトに深刻な危害を与えるための注意喚起だそうです。

安全に、美味しく食べるには、正しくルールを遵守していきましょう。