江戸前カサゴは小粒でもピリッとしてます。

さすがに12月、そして気温が10℃を割り込んでくると寒い。

そして北風が吹いていたら、体感温度はもっと低く感じられます。

こんな日はカラダが温まる煮魚がいいですよね。

今の時期煮魚と言ったらナメタガレイ、プリンプリンとした食感が捨て難い。

しかしそこは王道を外れてガシラ、アラカブなど地方名も豊富なカサゴを紹介します。

入荷サイズに多少デブロクがありますが、東京湾・江戸前のカサゴがコンスタントに入荷しています。

産地と横浜市場の移動距離が短いため(時間の経過が少ない)、鮮度が高く、魚体も非常に綺麗です。

カサゴは白身で美味しい魚なんですが、残念なことに可食部が少ないのが玉に瑕。

でも煮付けや汁物に使うと、カサゴの皮や骨(アラ)から良い出汁が出るんです。

濃い目の出汁で煮たカサゴは余すところなく、骨ごと舐って欲しいです。

口の周りが汚れるのを気にせずに(笑)。

これって受け売り情報だったんだけど、私も騙されたと思ってカサゴの煮付けを作ってみると・・・・・。

納得の味わいに仕上がりました。

 

カサゴは安いのか高いのかと聞かれた、「安くない魚」と言うのが正解だと思う。

カサゴは高いから、ウッカリカサゴでも探そうかな。