1日遅れのキスの日。

昨日の帰り道、ラジオを聞いていると、5月23日はキスの日だと。しまった、撮影した「鱚」をお披露目できなかったと舌打ちをしながら車の中で地団駄。

しかしめげずに一日遅れで、キスを紹介します。

そもそもなぜ5月23日がキスの日なのかと言うと、1946年のこの日、日本で初めてキスシーンが登場する映画、佐々木康監督の「はたらの青春」が封切りされた。

当時、映画製作もGHQの検閲下にあり、民間情報教育局のコンデが完成した脚本がその前に見せられたものと違うことを指摘した上、接吻場面を入れること要求した。

主演の男優と女優がほんのわずか唇を合わせただけだったが、それでも話題を呼び、映画館は連日満員になったそうです。時代はかなり変わりましたよね。

本題の魚のキスですが、6月のキスは産卵直前で旨味が凝縮されており、”絵に書いてでも食え”と言われるほど、その美味しさは何と言っても淡白ながら上品な旨味、ほのかな甘みを感じることが出来る身質です。

キスは特に目立った栄養素は含まれていませんが、強いて言うと他の白身魚に比較すると葉酸、カルシウムが多く含まれています。

葉酸は神経系や骨髄系の正常な成長状態維持に欠かせない栄養素です。心臓病予防にも有効な成分なんです。

日本人が不足がちな栄養素カルシウムは、マグネシウムとバランスよく摂取して下さい。カルシウムが不足すると、イライラの原因になりうるし、体内の骨が溶出してしまうそうです。

この状態が行きすぎると、骨粗鬆症になって骨折になることも、想像するだけで恐ろしいです。

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