海輝王、五感を狂わす美味しさ。

寒の戻りの次元ではない春の異変。

昨日は神奈川県内では箱根は大雪、当地横浜も霙(みぞれ)混じりの最悪の日でした。

今朝も気温6℃台と2月や3月上旬の陽気、正直寒いです。

しかし鮮魚課小島社員のセリ場には、初夏を連想させる爽やかな食材が今年初登場です。

それは岩牡蠣(イワガキ)、しかも島根県隠岐のブランド牡蠣『海輝王』です。

小島社員の話では、やっと出荷できる大きさに成長したと言うことで試しに出荷要請したそうです。

2年前の4月7日に初めてブログで紹介し、横浜市場の仲卸の中でも評価の高い『海輝王』。

折角だから、殻を開けて中身を見てもらいました。

なんだ、そんな大きくないじゃん!?

そんなことないんですよ、裏返しにするとご覧の通りのプクプクです。

ここまで来たら・・・・・、申し訳ございません1つ頂きました。

美味しいのは当り前なんですが、今頭が混乱していて上手に説明ができません。

1つ1つ整理しながら説明したいと思います。

殻を貝剝きで叩くと小気味よい音が反響し、その音が脳に早く食べろよと信号を送っています(聴覚)。

キレイな『海輝王』の外見を見た瞬間に、早く食べろよ信号のスピードがシフトアップしました(視覚)

そして口の中に『海輝王』を含むと、生牡蠣の独特の風味と香りが臭覚を刺激します。

『海輝王』が歯と舌に触れると、クリーミーですが心地よい食感が触覚に襲われます。

不思議なくらい旨味が口の中から消えずに残っている。特に貝柱が甘くて堪りません(味覚)。

美味い!牡蠣好きを自称する人は、絶対に外せないですよ。

私の五感は『海輝王』の素晴らしさにクラクラ状態です。。