自然相手じゃ、歯が立たない。

少しずつですが地元神奈川のサカナも入荷しているようで、特種課では小柴、横須賀東部漁協、鮮魚課では、富岡、平塚市漁協より新鮮なサカナが出荷されています。

セリの掛け合いも、少し活気を取り戻しつつあります。

しかし既に台風12号(ナムセーウン)が発達しながら九州の南海上を北上しており、営業担当は集荷に頭を痛めています。

一般的に台風が来ると、海水が混ぜられ海水温が下がり魚種が入れ替わると言われていますが、あまり大きな変化はないようです。

相模湾では、海水温が先月より1~2℃上昇しています。

(海水温は、1ヶ月前に比べて上昇してますね。黒潮もかなり千葉県寄りに近づいています。)

海水温度は、季節・外気温の移り変わりから2ヶ月程遅れて変化すると言われているので、海に本当の秋が来るにはしばらく時間が必要ですね。

余談ですが、俄かサーファーが地元辻堂に大勢やって来ますが、夏でやめずに10月過ぎても海水温は温かなんですよ。

秋になると地元の人しか波に乗ってないけど(苦笑)。

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それでも、小さな変化はありました。

例えばホンカマスしか入荷していなかったのに、ミズカマスが混ざってきました。

そして今年の春から初夏に生まれたコウイカが、新イカの時期を過ぎて20㌢ぐらいまで成長したものが富岡から初めて入荷しました。

つくずく自然に振り回される商売だと嘆いてしまいますが、もっと辛いのは営業担当だと思います。

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