貝なのに甲殻類の甘さ?エゾイシカゲガイ。

残念、初物狙いだったのにタイミングを外してしまったようです。

特種相対品課石川社員から、今週の月曜日と木曜日に既に入荷済みであることを聞きました。

話しに主語がないから、何のこと話しているか分からないですよね。

今日ご紹介する食材は、岩手県陸前高田市広田湾から出荷されたエゾイシカゲガイ(蝦夷石陰貝)です。

海水温等の養殖環境にも左右されますが、広田湾のエゾイシカゲガイの出荷時期は6月から9月と言われています。

当社のブログでエゾイシカゲガイを最初に取り上げたのは、4年前の2016.6.20「東日本大震災復興の象徴、エゾイシカゲ貝」として紹介しています。

4年間、あっという間でした。

最初は見るだけ(写真を撮るだけ)。

次の段階では、申し訳なさげに仲の良い仲卸で購入していましたが・・・・・。

今は図々しく貝を剥いておいてとお願いしたり、剥いている姿を勝手に撮影したりとやりたい放題です。

お陰で、あっという間ご覧の通りです。

自宅で食べようと思いましたが、我慢できずに1つ摘まみ食いしちゃいました。

だって、こんなに肉厚・ぷっくりとして美味しそうな身を目にしたら、常人は我慢なんて出来ないですよ。

1年ぶりに食べたエゾイシカゲガイは、以前と変わらぬ歯に心地良い食感。

そして口の中で何度も噛んでいると、ど海老や蟹のような甘さがずっと口の中に広がり続けているんです。

とっても不思議です。

あまりに美味いので、「美味しい」と思わず石川社員に報告しちゃいました。

とっても歩留まりの良いエゾイシカゲガイ、貝好きを自称する人は是非試して欲しいですね。