貝殻を持つイカ、コウイカ(甲烏賊)。

市場が開いて3日間目、少しずつ入荷する魚の量も増えて市場らしくなってきました。

今日は、市場近郊の小柴、富岡で水揚げされたコウイカ(甲烏賊)を紹介します。

イカは、貝類と同じ軟体動物のグループに属し、その証拠に貝殻を持っています。貝殻のことを甲と言い、舟型の石灰質の甲を持つことから甲烏賊の名が付けられたそうです。

また、墨を沢山出すことからスミイカとも呼ばれています。

このコウイカは、無脊椎動物の中で最も知能が高い部類に属し、カラダ全体に占める脳のサイズが無脊椎動物の中で最も大きいそうです。

コウイカの産まれて間もない5センチメートルくらいの物は「新イカ」として珍重され、市場でも高値で取引されます。これらは晩夏から秋が旬となります。

今、市場に入荷しているのはシッカリ成長したもので、肉厚で甘味が強いのが特徴です。また、熱を通してもあまり硬くならないそうです。

イカのなかで最も美味しいもののひとつとも言われるくらいで、ほとんどが料理店や高級寿司店に買われて行きます。

イカ全般に言えることですが、低脂肪、低カロリーそして高タンパクな食材です。そしてコレステロール低下作用、視力向上、肝臓機能強化作用があるタウリンを多く含んでいる健康食品です。

正月に飲み過ぎ食べ過ぎた方は、旬のイカを食べてカラダをリフレッシュをお勧めします。

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