こんな鱚にキスされたい!

台風21号、22号が来襲したことで、相模湾・東京湾の海の中に目に見えない変化が起きているようです。

台風の通過後には苦潮と呼ばれる濃いプランクトンの塊ができ、小魚が集まりタイ(鯛)が湧くとそうです。

春子(カスゴ)やヘダイの子供が、神奈川県内の漁場から出荷されてきました。

そして富岡の朝網が久々到着。その中にめちゃくちゃ気になる魚が・・・・・。

で・でかい、今まで見た中で最高にデカイ鱚です。

丁度近くに横浜丸栄水産㈱の細谷専務がいたので聞いてみました。

・どうやって食べるの?

このサイズだと天麩羅では大き過ぎ、塩焼きや刺身で食べると美味しいそうです。

・今の時期東京湾のどの辺で獲れているの?

本来この時期は東京湾内房千葉県側でこのサイズの釣果があるそうですが、台風の影響なのか神奈川県側で水揚げされています。

・値段はどのくらいするの?

築地では㌔6,000円にもなるそうです。

江戸前の代表的な魚として古くから庶民に親しまれてきた鱚、今や東京湾のアナゴ同様に高級魚となっています。

残念ながら江戸前の鱚は、そう簡単にキス、いや食べれそうにありませんね(笑)。