旬それとも縁起かつぎ?セリ場は多幸だらけ。

遂に市場も年末年始モードに本格的に突入です。

特殊課のセリ場には、蛸、蛸、蛸そして蛸。

山と積まれた発泡の箱には、蒸し蛸が入っています。

と言っても蓋は開けられていないので、どんな状態なのか・・・・・。

以前セリ場で販売されていた画像があるので、こんな感じで箱の中に収められています。

この茹で蛸たちは既に販売先は決まっているので、セリ場では各仲卸毎に仕分けピッキングされるだけ。

すぐに搬出された蛸たちは、早速仲卸の店先にならび販売されています。

こんなに日本人は蛸が好きだったんだ?????

クエスチョンマークが5つくらい脳裡をよぎりました。

この時期に蛸を食べるのは、旬だから?確かに真蛸の旬は冬。

でも、どうやらそれだけだけでないみたい。

実は、「縁起物、縁起かつぎ」が深く関わっているようです。

蛸は「多幸」「善いものに吸いつく」「体色が赤く縁起がイイ」、「苦難を煙に巻く」などと言われているそうです。

また英語で蛸は「OCTOPUS=オクトパス」、置いておくとパスという語呂から、難なく乗り越えるという意味があるそうです。

これを知ったら蛸を買わない訳には行かないですね。