酒の肴に、自家製スルメイカの塩辛はおススメです。

三浦市南下浦にある魚敬よりスルメイカが入荷しています。

さすが、同じ神奈川県内からの出荷。

出荷地から市場への時間経過が短いので、鮮度に違いが現れます。

みなさん既にご承知の事と思いますが、イカの鮮度は色で見分けるんです。

①活きて水揚げ当初は透明。

②水揚げして時間が経過すると、色は茶色そして焦げ茶色に。

③さらに時間が経過すると、顔や足辺りから白っぽくなります。

今度機会があったら、スーパーや鮮魚専門店で確認してみて下さい。

そして有言実行!仲卸伊勢勝片山社長の店舗でスルメイカを購入し、塩辛に挑戦してみました。

①まずは、肝のある部分と胴体を取り外します。

②肝の袋が破れない様に細心の注意を計り、イカを捌いて下さい。(既に墨袋から墨が流出してました。)

③エンペラ、胴体、ゲソ、肝と分解し、今回は胴体だけ使用して造ります。

④胴体と肝に塩をして、余計な水分を取り除きます。(1晩くらい塩漬けしてください。)

(※ご覧の通り、余分な水分が出ています。)

⑤イカは肝に漬け込んでいるうちに、再度水分を体内に吸いこみ膨張するので、包丁を寝かせて薄く切ってみましょう。

⑥そこへ塩漬けした肝を投入し、⑤のイカを混ぜ込みます。

肝の塩加減を日本酒や味の素、柚子などを加えて美味い塩梅に調整して下さい。

⑦暫く置けば(寝かせる)完成ですが、塩辛は日に日に熟成していきますので、日々の味わいの変化を意識的に感じて味わって下さい。

今の時期、美味しいイカが大量に入荷してます。

そんなに苦じゃない料理、いわゆる簡単レシピなので、是非自家製塩辛に挑戦してみて下さい。