ブドウエビ、値段が高いのはどうして?

三寒四温、暑さ寒さも彼岸までと、ちょうど今の時期の気温は激しく変化しています。

横浜の昨日午前6時の気温が16.1℃、今日の同時刻の気温が7.3℃だから、どれだけの差があるのかご理解頂けるでしょう。

早いところ今日の主役を探して・・・・・。

すると鮮魚課北海チームのセリ場で見つけましたイイもの。

水氷の中に沈んでいるので何者か正体の判別が出来ない?

実はそんなことはなく、私を始め仲卸の人なら中身はブドウエビだって解るはずです。

艶めかしいムーディーな雰囲気、皆さんはなんとなく高級そうな予感を感じませんか。

鮮魚課堀元社員に恐る恐る値段を聞いてみたら、元気よく1,600円で~すと答えてくれました。

一尾の値段?もし料理屋で食べたら、こんな価格帯でしょうね。

1,600円と言うのは冗談で、1kg当り16,000円と言う破格な値段です。

さすがの食いしん坊の私もお手上げです。

でもブドウエビってどんな味するんだろう?

ネットで調べたらこんな表現で記載されていました、ボタンエビよりも濃厚な味わい。

目を閉じてブドウエビとボタンエビを食べ比べたら、大多数の人は違いを認識できないかも・・・・・。

しかし判る人にはちゃんと判るそうです。

鮮度が悪くなると、葡萄色の紫色は抜けてしまうそうです。

すると目の前のブドウエビは、鮮度バリバリですね。