中国人は、やっぱりワタリガニが大好きなんだ!?

平塚、小田原、秦野、この知名反応した人は、かなりの情報通です。

良い話じゃないのが残念ですが、昨日黒岩県知事から発せられた蔓延防止等重点措置の追加検討地域です。

これで対象区域は17市町。

神奈川県の市町村数は33(19市、13町、1村)だから、半分以上の市町が該当することになります。

徐々に対象地域が拡大しているものの、壊滅的な状態まで陥っていない神奈川県。

今までも辛かったけど、ワクチン接種が始まったここからが踏ん張りどころかな。

さて、今日はどんな食材をクローズアップするかと言うと、私の独断と偏見でワタリガニにしたいと思います。

日本人はカニが好きな国民だと思っていたら、その比じゃないことを川崎市地方卸売市場南部市場で痛感させられた。

中国人の方々がワタリガニを大人買い、しかも活けで一人当り4~5杯も購入するからリアル「大人買い」です。

見ていて気持ちのいい買いっぷり。

図々しい私は日本語でオス・メスどちらが好き?どうやって食べるの?面倒くさくない?等と矢継ぎ早に質問してみました。

答えは卵ののったメス、味噌汁に入れたり紹興酒で蒸して食べる、日本人は面倒くさがりだと言われてしまいました。

ワタリガニの旬は調べてみると、大量に獲れる旬と食べて美味しい旬があるようです。

初夏から夏にかけて産卵期を迎えるワタリガニは、浅い場所に移動し捕獲されやすくなるそうです。

逆に秋から冬にかけては、身に栄養が行き渡るため食べて美味しいのですが、深場に移動してしまうため獲りづらくなるそうです。

食に対する貪欲さは、私たち食を生業としているモノとして見習う点はあります。

ここだけの話ですが、ワタリガニだけでなくアカハタやキジハタもお好みのようです。

パッパッ、パッパッと男性的に食材を決めて買い物する姿は、見ていて気持ち良い。

早朝からハイテンションな中国人に乗っかって、今日はアゲアゲで行きたいですね(笑)。