春だから花鯛(チダイ)は如何ですか?

朝から気温が高い!

私の住む辻堂は午前2時現在で14.9℃。

最近極寒の環境で働いているので、耐寒レベルが上がったみたい。

可笑しいかもしれませんが、気温が10℃を超えると暑く感じる私は異常ですかね(笑)。

セリ場には「夏を先取り男」も出現。

この時期に半袖Tシャツは、さすがに寒くないですかね。

でも「春」だから仕方がないかな?

今日は春だからならではの食材、「花鯛」をクローズアップします。

「花鯛」とは何とも春らしい名前ですが、正式名称・標準和名ではありません。

標準和名は血鯛(チダイ)、真鯛とは違います。

でもタイと言う名が付く魚が350種近くいる中、本家タイ科に属する正統派の魚です。

花鯛を見ていると、何故か心が癒されます。

美しく鮮やかなチダイのピンク色には、不思議なパワーが潜んでいるんですね。

誤解しないでくださいよ!決してエロい気持ちは全く待っていないので(笑)。

チダイの「チ」は、エラ蓋の縁にある「血(チ)」の滲んだような模様や、「小さい」の「チ」に由来するなど様々な説があるそうです。

マダイとチダイを食べ比べたら・・・・・、マダイ方が美味しいかな。

どちらかと言えばチダイは水っぽいので、生食するのなら単純な刺身より酢〆にした方が美味しく食べること出来ます。

寧ろ塩焼きやムニエル、ソテー、フライで食べると良いですよ。

私は木樽に入った「小鯛の笹漬け」が好きで、五感で楽しめる逸品です。

場内では元初商店に良く置いてあるので、今度探してみたいと思います。