関東は煮、関西は焼き、どちらも美味しいアナゴ。

千葉県銚子市、福島県いわき市よりアナゴが入荷しています。市場には活けモノ、丸のまま頭を残して捌いてあるもの、そして主に韓国から輸入されたもので捌きの処理が完全に終わり、あとはすぐに料理に使えるものまで様々です。

最近煮アナゴに凝っていて、仲卸の店舗で頻繁に買うようになりました。サイズもそれほど大きなものでなく、1パック10~12尾入って1,500円~2,000円ぐらいで購入できるので、筆者の家族では好評です。

初めてアナゴを買ってレシピをネットで調べた時「関東は煮、関西は焼き」とあり、ウナギ同様食べ方に違いがあることを再認識。

関東では煮アナゴや天婦羅が主流で、特大のアナゴの天婦羅や少し甘めの煮アナゴなどは料亭や寿司屋などで大人気のメニューです。

煮アナゴにもいろいろあり、短時間で一気に煮る沢煮と長時間じっくり煮て溶けるように柔らかくするものがあります。

一方関西から瀬戸内海にかけては焼き穴子でパリッとした香ばしい香りと食感が特徴で、アナゴ飯の丼や椀に酒、味醂、醤油にザラメを入れて煮詰めたタレをつけながら焼いたアナゴをのせたら最高でしょうね。

煮たり焼いたりすることで適度に脂が落ちるので、諄過ぎない味わいに仕上がるのだと思います。

旬は夏と言われていますが、一年を通して美味しくいただけます。簡単なので煮アナゴは家族で作るべきですよ。

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