お腹に稚魚はいませんでした、ウミタナゴ。

横須賀東部漁協、本牧漁協と大量に出荷されているサカナがいます、ウミタナゴです。

北海道中部以南の日本各地の沿岸に生息するウミタナゴ、堤防でのファミリーフィッシングのターゲットとして人気モノです。

実は筆者が子供の頃に、ウミタナゴを狙った訳ではありませんが、防波堤でシモリウキを使って釣ったことがあります。

今回取り上げるにあたってネットで調べたら、とても興味深いサカナだと再認識しました。

ウミタナゴは、メバルやカサゴ、メダカ、グッピーと同じ・・・・・、卵胎生のサカナなんです。

(卵胎生と言っても厳密には、孵化した後、母親から栄養を受取り成長するタイプと、卵内の栄養のみで成長し、孵化するタイプがあるそうです。)

念のためにお腹を軽く押してみましたが、子供は出て来ませんでした。(絵面は寂しいけど、サカナ的には良かったと安堵です。)

出産されたウミタナゴの稚魚はすでに5~7㎝に成長しており、すぐに泳ぐことが出来ます。

1回の出産数は3~80匹超と言われ、「安産の象徴」として妊婦の食料として珍重されている地方もあるそうです。

さてウミタナゴってどんな味なんでしょう?

クックパットで探しても、なめろう、塩焼き、煮付け、唐揚げくらいしかレシピがありませんでした。

ウミタナゴには小骨があり処理が大変なのですが、その手間を省いてくれるのが「なめろう」かもしれません。

サカナは3枚に捌いて、味噌や好きな薬味と調味料を混ぜれば出来上がる簡単料理です。

今度テストキッチン、食べてみたいと思います。

 

 

 

 

 

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