キンキを120%楽しむには?

北海道白老町、岩手県宮古市、宮城県石巻市などからキチジ、キンキが大量に入荷してます。

北を代表するキンキなんですが、不思議と日本海では獲れず(生息しないそうです)太平洋側で主に水揚げされているそうです。

平成27年都道府県別水揚量ベストは、北海道、岩手県、青森県で、なんと千葉県が5位で7㌧も水揚げがあるそうです。

静岡県の駿河湾あたりでも多少水揚げがあるそうですが、極稀なことです。

いつ値段を聞いても高いのがキンキですが、値段は北海道産が圧倒的に高く、最高峰は網走の釣きんき。

網走の漁期は終了し、今の時期は同じ北海道の白老や岩手県、宮城県から入荷があります。

昨年ブログを検索してみると、昨年の今頃も北海道の㈱白老フーズより大量に入荷されていました。

値段の差は、産地、サカナの色目や味の差でもあるんですが、正直筆者は味の違いを語れないですね。

残念ながら、それほどキンキを食べ尽くしていないので・・・・・・・。(正直、何処で獲れたキンキも美味しいです。)

キンキの産卵時期は春。産卵に向けて栄養をたっぷり貯め込んだ今の時期は、まだまだ美味しく召し上がれます。

やはり大きいモノの方が値段が高く、トップシーズンから外れている今でも、卸値キロ当たり樋口一葉1人では到底買うことが出来ません。

キンキは見ての通り、全体的に脂がのりキラキラ。しかし柔らか過ぎず、程よい食感がたまりません。

キンキの定番料理は、煮付け。脂がのっていても、なぜが濃い出汁に馴染み美味しく頂けます。

カサゴ系のサカナは骨からイイ出汁が出ると言われますが、煮付けるとキンキの良さを120%楽しめます。

ただ、弱火で丁寧に扱わないと全て溶けて、骨だけになってしまうので要注意ですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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