シラウオと言いますが、透明なのが鮮度が良い証拠です。

鮮魚課佐藤社員のセリ場に、白、白、白。

箱を開けると・・・・・、また白。

そして箱の中身は、シラウオ=白魚です。

実はシラウオと言いますが、鮮度が良いと透明で、鮮度が落ちると白くなります。

見ての通り透き通ったシラウオ、鮮度抜群です。

そして同じような名前でシロウオ=素魚がいますが、姿形も生物分類上も全く違う生き物です。

 

今日入荷してきたシラウオ、福島県より出荷されています。

ふと、日本国内での水揚げ状況が気になり調べてみると、シラウオ日本一の都道府県は青森県(570t 73.6%)、次いで茨城県(163t 21.1%)。

何と2県だけの水揚げ量で全体の94.7%を占める水準、ほぼ日本中のシラウオを賄っていると言っても過言じゃないですね。(H27 2015年の統計)

1年を通して何等かの形で入手可能なシラウオですが、秋漁(9月~3月)と春漁(4月~6月)があるそうです。

旬は初冬(10月~11月)の時期、初春(2月~4月)と言われていますが、南北・東西に長い日本ですから地域差が生じるのは仕方がないことです。

さて、このシラウオどうやって食べるのか仲卸伊勢勝片山社長に聞いてみました。

私の俄かな知識で、「刺身」「天麩羅」と尋ねてみたら、寿司屋で軍艦巻きで使われるのが圧倒的に多いとのこと。

寿司屋ならシラウオをこのサイズのパックで買っても有効に使えるけど・・・・・、一般人では、無駄に余らしてしまうのが関の山でしょうね。

シラウオは、玄人職人に任せて美味しく頂いたほうが無難なようです。