ヒメゴチ、標準和名はベニテグリだそうです。

「最近魚買わなくなったね?!」と相方によく言われる。

チョット前までの酷暑の中、自宅までの鮮魚のデリバリーは厳しいと思っている理由もある。

加えて「食べたい魚がない!」と言うのも理由にある。

懐が暖かならば余計なモノを買ったりするけど、今はそんな余裕はないかな。

それでも新サンマは家族の人数分購入したけど、半分は腹が緩くて焼いていて腹が割れた。

相方に理由を聞かれたけど正直に言えず、1番酷い焼き上がりのサンマを自分で食べた。

ブログ?画像に耐えられないのでスルー。

しかし、この今の気候がそうさせたのか、ある魚を見ていたら天麩羅が無性に食べたくなりました。

今回は見た目と違って、美味しい魚ヒメゴチを紹介します。

実はずっとヒメゴチが標準和名だと思っていたら、ベニテグリと言うのが正式名称でした。

実に天麩羅にして食べたら美味しい魚なんですが、最初はどうやって捌くのと考えてしまうでしょうね。

私はたまたま仲卸の社長に捌き方と、食べ方を教えてもらったので、何の抵抗もなく受け入れることが出来ましたけど・・・・・。

見た目松葉のような仕上がりだから「松葉下ろし」、メゴチやヒメゴチ等を天種にする捌き方です。

三枚下ろしが出来る人ならば、造作のないレベルの作業です。

タダ悩みが1点あるんです、それは頭の部分。

意外と頭の部分に可食部が残っているので勿体ない。

だけど手間を考えて、バッサリ切り落としてしまいましょう。

ヒメゴチ1尾からの可食を考えると、かなりの高級食材になりますね。

外で食べたらいくらになるのかな?

上品な白身、噛むと食感プリプリ、下味の塩胡椒が程よく効いていた味わい、我ながら美味い。

そして娘たちの受けが良ったのは意外でしたが、作った甲斐がありました。