ホヤは好みが極端に二分する。

先日仙台に出張した際に本場の『海のパイナップル』を頂きました。

『海のパイナップル』とは、ホヤ(マボヤ)のことです。

ホヤはちょっと苦手。

その理由は食べ慣れていないから、正直食わず嫌いなのかもしれません。

しかし今回お店で出されたホヤは、磯臭さを全く感じることなく喉を通って行きました。

席をご一緒させて頂いたある取引先の取締役は、仙台市内の飲食店で出されるホヤは鮮度が良いからこんなモノだよと一言。

恐るべし『鮮度』と言った感じです。

市場では殻付き生、天然モノ、養殖モノ、加工品等の入荷があります。

旬と言われているのは5~8月、正に今がホヤの美味しい盛り。

ネットには捌き方や食べ方などホヤに関する情報が数多くアップされており、これが相当数の愛好者がいることの証拠でもあります。

その中で、ホヤのことをバッテリーに例えているモノがありました。

ホヤにはプラスの形をした入水孔と、マイナスの形をした出水孔の2つの口があるからです。

プラス(+)の口をした入水孔は海水を取り込む口(マウス)で、マイナス(―)の口をした出水孔は排泄物が出てくる肛門の役割を果します。

見て、食べて、調べて不思議な食材ホヤ、丁か半か、癖になるのか、2度と食べなくなるのか・・・・・。

今後の食生活を大きく左右する食材になりそうです(微笑)。