先週の市場への珍客を紹介しますパート9。

梅雨なのに関東地方は、全く期待外れの天気です。

「先週の市場への珍客を紹介します」も、9回目を迎えます。

まず始めは青森県むつ市より「海ソーメン」です。

表示は海ソーメンですが、正式名称は「ウミゾウメン」。素麺のように細長いという意味合いです。

見た目モズク似た海藻だと思ったら、ウミゾウメン目ベニモヅク科に属するある意味仲間ですね。

茹でると、鮮やかな緑色に変化します。

食べ方は、モヅクと同じように酢の物やお吸い物の具として利用されるそうです。

2番手はカメノテです。

見た目そのままの形状から亀の手と呼ばれています。

貝の仲間と思われがちですが、実はエビやカニと同じ甲殻類の仲間です。

市場では見慣れたカメノテですが、最初に出逢った時は「こんなものまで食べるんだ!」とビックリしました。

どうやらとても濃厚な味わいがあると聞いています。機会があれば何処かのお店でお会いしたいです(笑)

3番手は横須賀市長井からクロシビカマスです。

 

筆者は好きなサカナの一つで、見かけによらず白身で上品な味わいは魅力です。

塩焼きの際に余計な脂が落ち、ふわふわに仕上がる様はノドグロにも匹敵するかも。

また、スミヤキ=クロシビカマス食べたいな。

最後は、アラアラです。

冗談言ってすいません、アラが2尾でアラアラ。新潟県佐渡からやってきました。

やたら顔がデカく感じさせる魚で、市場の常連ではありませんが時々入荷があります。

実は世間のネームバリューとしてはマイナーですが、クエと肩を並べるほどの高級魚なんです。

当然、筆者は食べたことはありません。

それにしても、食べたことのない魚が多いと実感しています。

今年既に半分折り返し済み、どれだけ多く口にできるかな?