国産のマスノスケは一体いくらなの?

毎年この時期にこの魚を紹介出来ることを嬉しく思っています。

標準和名がマスノスケ(鱒之介)ですが、その名よりもキングサーモンの方が知名度高いですね。

顔付が普通の鮭と全然違います。

キングサーモン、サケの王様ですから。

このマスノスケは、2019年11月11日磯子観音 金蔵院で行われた鮭塚供養魚まつりに奉納したものです。

北海道根室沖で水揚げされた重さ9.3㎏の大物。

滅多に獲れる品物ではないので、獲れた時は即座に当社鮭鱒担当の梅澤社員あてに連絡が入るように準備してます。

供養魚まつりが終わり、マスノスケを仲卸㈱元熊商店の雨宮社長が捌くと聞いて、カメラを向けてパシャリ。

手際よい捌きで、アッと言う間に頭が切り取られドレス→フィーレ→ロイン。

そして切り身の出来上がり。

素晴らしいサーモンピンク?

いやピンクよりもオレンジ色(橙色)の方が正しかな。

おそらく皆さんがセミドレス(内臓を取り除いた頭付き)の状態で、見かけることは普通ではありえないことだと思います。

私も年に1度、もしくは2度お目にかかれればラッキーだと思っています。

それだけ稀少なモノなので、1尾10万円出しても買えないでしょうね。

切り身1枚は一体いくらになるのでしょうか。