地物長井の生ワカメ、本日解禁です。

地物、お初の生ワカメが、横須賀市長井にある長井水産㈱より出荷されてきました。

鮮魚課小島社員曰く、この生ワカメは本日解禁の新物。

初物なので多少高めになっていますが、季節限定の特別なもの。

この生ワカメを食べて春を感じて欲しいと力説していました。

山と積まれて生ワカメの箱も、暫くすると全て販売完了となりました。

その1箱を購入した仲卸㈱ムラマツ村松社長に薀蓄を聞いてみました。

村松社長の話では、神奈川県内に自生・養殖されているワカメには大きく分けて2種類あるそうです。

1つ目は、茎が長く葉の切れ込みが深い北方型のナンブワカメ。

2つ目は、小型で茎が短く、葉の切れ込みが浅くなっているワカメ=ナルトワカメ。

それぞれには葉の厚さ、味わい、香りなどの違いがあり、それぞれの特徴を理解して料理に使うと美味しく頂けるそうです。

ちなみに今日入荷された横須賀市長井のワカメは、小型で茎が短いナルトワカメです。

今の時期の生ワカメは、香りが高く味わい深いのでサラダや酢のモノにして食べて欲しいそうです。

そして、本来ワカメは葉の部分を食べるのですが、茎に葉の部分を多く残してざく切り。

それを味噌汁の具にして食べると最高に美味しいそうです。

一度試してみたいと思わせる貴重なお話し、村松社長ありがとうございます。