平塚の「上シコ」には物語がある。

氷の中には何がいるの?

冷たく冷やされた海水に手を突っ込み中身を探ると、出てきました平塚市漁協の川長三晃丸の「上シコ」です。

本日は、発泡ケース30箱超の出荷です。

サラ~と簡単に言ってしまうと終わってしまうんですが、この一箱作りあげるために創意工夫をしています。

そしてかなりの労力をかけて、一箱一箱を作り上げています。

昨年までは、定置網にかかったシコ(=カタクチイワシ)を選っただけで出荷していました。

そのため輸送中に、魚同士が擦れて水氷が血で染まることも多々ありました。

折角の新鮮なシコが台無しと、当社営業担当からも落胆の声が上がっていました。

しかし今年になって、磯崎社長は一手間、二手間加えたシコを出荷してきました。それが「上シコ」です。

定置網にかかったシコを生きたまま掬い上げ、魚を手作業で丁寧に選っているのでとてもキレイです。

当然努力した成果は、取引値に反映されます。

やはり、出荷されるサカナが高値で取引されることは荷主、横浜丸魚そして個人的にも嬉しいことです。

この様な努力の結晶、ストーリーを描ける「上シコ」こそ、神奈川県のPRIDE FISHに推薦されるべきたと思います。