平塚の追っ駆けで、か弱く、デリケートなキビナゴを水揚げ。

今回は平塚市漁協、川長三晃丸より珍しいサカナが入荷しました、キビナゴです。

関東及び山陰沖以南、中部太平洋やインド洋など広く分布し、暖海の沿岸から沖合の表層域に生息するニシン目ニシン科のサカナです。

鹿児島県、長崎県、高知県といった暖流に面した地域でまとまった漁獲があるものの、小魚で傷が早いこともあり、漁獲地以外に流通することは少ないです。

大変きれいな水の中でしか生きて行けず、極端過ぎますが、ほんの1秒でも自ら出すとすぐに死んでしまうため、水族館で長期飼育できた例がないようです。

ウロコなども人間の手に触れただけで剥がれてしまうほどか弱きデリケートなサカナです。

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追伸

クロサバフグが活けモノで入荷。極度に緊張しているのか、捕まえられてご立腹なのか、はち切れそうになっています。

関東では食べずに料理人の捌き練習用で使われたりもしますが、西日本では汁、唐揚げ、焼き物で食べるそうです。

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