平塚はシイラの価値向上に努力中です。

今日もご夫婦でご来場です。

 

仲睦まじい魚として有名な、魚偏に暑いと書いて、鱪(シイラ)です。

ちょうどオスメスで発泡に収まっています。

頭が角張っているのがオス、丸みを帯びているのがメスです。

画面上、上がオスで、下がメスです。

シイラと言えば『夏』が代名詞、追っ駈けで入荷が増えてくると私たちは夏の訪れを感じます。

平塚のシイラは、神奈川県の夏のプライドフィッシュにも認定されています。

数年前はかなりの数のシイラが入荷してきたのですが・・・・・。

残念ながらなかなか思うような値がつかないのが現状でした。

その対策のため地元平塚市では、産業間連携ネットワーク『シイラ・プロジェクト』を立ち上げ、平塚のシイラを知名度アップ、価値向上のために活動しているそうです。

今日たまたま㈱伊勢勝でシイラを捌くと言うので、見学させて頂きました。

捌き方は普通の魚と変わらず、包丁さえ切れれば私でも出来そうでした。

腹を見てみると、丸のシコイワシが相当量未消化のまま残っていました。

肝心の身質ですが如何でしょうか?

ちょっとサワラみたいですね。

このキレイな身質を見て、フィッシュフライに使われるのが理解できました。

(※平塚の㈲鳥仲商店では、マヒマヒタルタルバーガーが販売されているそうです。)

またまだ小振りなシイラですが、暫くすると箱に収まらないサイズが入荷して来ると思います。

俄然シイラを自分で捌いて、食べたくなりました。