柳葉魚、シシャモと読めますか?

北海道厚岸からある魚が入荷してきた。

その魚の匂いを嗅いだら、青っぽいキュウリのような香りがした。

これだけの情報で魚種が分かったら、相当の魚好きです。

この魚の名前は、アイヌ語のスサム(スス=楊、ハム=葉)に由来すると言われています。

漢字で書くと「柳葉魚」、チョット読めないですね(苦笑)。

今日紹介する魚は「シシャモ」です。

シシャモと言えば「居酒屋」が連想されるんですが、一般大衆居酒屋で提供されるシシャモはカペリン=樺太柳葉魚・別モノです。

かつては大量に獲れていたシシャモですが、獲り過ぎが原因で資源が枯渇したのです。

そのため今は漁をしながら、資源調査や孵化事業など資源保護活動も並行して行われています。

今回シシャモを紹介するにあたり、ネットで色々調べてみたら新たに重要な事実認識をしました。

それはシシャモが日本固有種であることと、北海道太平洋側の内浦湾から厚岸湾沿岸地域のみに分布すると言うことです。

貴重なシシャモ、まだ走りの食材なので価格もかなり高値。

そしてまだオスメスが混ざって出荷されて来ています。

でもメスが卵を妊らむとオス・メスの取引値が違ってくるので、キチンと仕分けされ出荷されて来ます。

私の好み言ってもいいでしょうか?

私は卵持ちのメスより、身肉に脂のったオスが好きです。

初物だから食べたら寿命が75日延びるかな?

食べる対象として今のシシャモは、まだ早い気がします。

偉そうなこと言ってすいません。