歳の瀬は、マグロも特殊なシフトで対応しています。

巷は、既にお正月モード。

帰省ラッシュ、出国ラッシュの光景をテレビで見かけます。

しかし市場は、大晦日、元旦から始まる初売りの準備のため大忙し。

最近の傾向は、正月三が日の宅配寿司や外食(回転寿司、居酒屋等)対応のため、活けモノや活け締めのカンパチ、平目、真鯛等の需要が増えて来ています。

そのため当社営業担当者は前日の夜から出社し、一晩中作業を続け、配送の時間とにらめっこで頑張っています。

セリ場の配置も、この時期一番の主役マグロに合わせてレイアウト変更。

昨日の氷山から一変しています。

今日は大物のセリはなく、場内にあるマグロは全て相対取引のモノです。

しかもマグロの頭に「TAFCO]のシール。

4県5事業所でまぐろ養殖事業を展開している大洋エーアンドエフ㈱のマグロです。

大物低温倉庫内の温度は10℃、そして一般セリ場の温度は1~2℃。

今の時期は一般セリ場に置いておいても、鮮度や衛生上問題ありません。

尾切りや頭を落とすドレスへの加工効率を考慮して、今日は大物低温倉庫に入れずに一般セリ場で待機中。

そしてフォークリフトで仲卸店舗まで次々に運ばれて行きます。

マグロの頭もこれだけ集まると壮観な感じ、さすがに1つ貰ってと言う訳には行きませんね(笑)。

【平成29年12月30日 午前8時頃の仲卸売場風景】