特級バラコはチョット?いいえ大分違います。

人の好みって変わるモノなんだと実感しています。

我が家の娘たちは、イクラが大好きだったんですが・・・・・。

今は食卓に出ていても、悲しいことに箸は素通りです。

その理由は、私が娘たちの喜ぶ顔を想像して安易にイクラ醤油漬を作っちゃうから?

昨年イクラのバラコ(バラ子)を見つけてからは、本当に手間いらずでイクラ醤油漬が出来ちゃうんだからしょうがないと思っています。

ばらことは、魚の卵の卵巣膜がなくバラバラになった状態のモノを言います。

これだと膜から卵を外す面倒な作業がないので、誰でもイクラ醤油漬を作れます。

一般的にバラコは産卵間近の卵が多く、チョットお腹の中で大切(=時間が経過している。)されていました。

鮭の卵の卵膜は時間が経過すると硬くなる、いわゆるピンポンと言う状態になるです。

するとまるで人工のイクラを食べているようで、あまり好ましくありません。

しかし、今日特種課岡社員のセリ場で特級のバラコ見つけちゃいました。

さすが特級、イクラの色が違う、輝いている。

今の走りの生筋子を、手作業で膜からイクラを外したものだから本当に上物ですよ。

岡社員にいくらするのか質問すると、高級牛肉と肩を並べる価格水準だと教えてくれました。

この特級バラコ業界人としてどうなの?

買いなのと聞かれたら?

私は懐が許してくれるなら絶対に買いだと即答するでしょう。