王様に相応しい魚たち。

七福神の恵比寿夫が持っていそうな鯛を見つけました。

山口県の荷主から入荷した9.9kgの正統派マダイです。

日本では魚の王様と言えば鯛。「腐ってもタイ」ってくらい、その名にあやかあろうとタイの名前を名乗る魚は数多くいます。

魚の王様はマグロだと言う人もいますが、どちらかに優劣をつけられない良さがお互いにあると思います。

日本料理の素材としても格はNo.1。どんな料理においても主役を譲らない存在です。

次に千葉県沖から日向灘にかけての太平洋沿岸域に分布し、水深200~400mほどの深海砂泥底に生息するアカザエビを紹介します。

テナガエビと思いスマホで調べたがちょっと違うなと思いアカザエビで検索してピンポンでした。

鋏脚が細長いことから料理店などでは「テナガエビ」とも呼ばれるが、標準和名のテナガエビは、汽水・淡水生の全く別のエビを言うそうです。

アカザエビは体色が橙色、ピンク色で、植物のアカザを連想させることからこの和名があるそうです。

日本近海だけに分布する固有種で、”Japanese lobster”と言う英名もあります。

イタリア名は”Scampi”スキャンピー(スカンピ)と呼ばれ、ヨーロッパのレストランでは欠かすことができない素材です。

コクのあるミソと殻から染み出す出汁、やわらかくて甘い身は、ヨーロッパの人々を虜にする絶品の美味しさです。

先程日本国有種と言いましたが、ヨーロッパ大西洋沖でも獲れますが、厳密には生息海域により、品種が異なり、手や体の形状も様々なようです。

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