相模湾の湘南かつおがやって来た。

今朝セリ場に下りると、鮮魚課佐藤社員から平塚市漁協の入荷情報を入手。

それからずっと待っているものがいるんです。

それは『カツオ』、相模湾で獲れたから『湘南かつお』ですね。

相模湾でカツオとお思いでしょうが、ここ数年夏の相模湾はカツオ、キハダマグロを狙った釣りで有名なんです。

おそらく=確実に海水温が上昇しているため、生息・回遊する魚種が変化しているんだと思います。

そして午前6時過ぎに便が到着し、届いた湘南かつおは2入×65箱、3入×33箱の合計229尾。

どうせ今の時期のカツオだからと、大方の人はあまり期待していませんでした。

しかし魚を見て、プロの目がキラリと輝くのを筆者は見てしまいました。

素人目にも、魚体に張りがあり、色がハッキリし、鮮度は出所がハッキリしているので安心です。

遅い時間のセリにも係らず、全て仲卸・買参人にセリ落とされていきました。

早速セリ落とされたカツオを求めて、㈲元初商店大菊社長のもとへ。

ちょうどカツオを捌いていたので、撮影に協力してもらいました。

頭と内臓を取り外すと、胃袋にはイワシが胃袋いっぱいに詰まっていました。

実は今日入荷した湘南かつおはなんと、イワシの稚魚シラス漁の網にかかった外道なんです。

脂ののったイワシを腹一杯食べてる湘南かつおは、色目イイですね。

切れ端を頂きましたが、ネットリした食感美味しいです。

勿論、筆者も1尾購入いたしました。