美味しい秋刀魚の選び方。

台風10号が勢力を強めながら本州の南海上を北東に進んでいます。

台風の影響は市場にも確実に現れ、先週まで大量に入荷していた佐賀、長崎県のダルマイカは入荷ゼロです。

昨日長崎県の海上で、竜巻が発生するぐらい大気が不安定な状況。入荷がないのも仕方にですね。

その代りセリ場で存在感を誇示しているのがサンマです。大型船からの漁獲入荷が順調で、美味しいサンマが並んでいます。

よく口と尾が黄色いサンマは、脂がのって美味しと聞きますが、営業一部源波部長に美味しいサンマの選び方を聞きました。

①頭から背中にかけてこんもり盛り上がり、厚みがあるモノが脂がのっているそうです。=相対的に頭が体に対して小さく見えるもの。

②魚は内臓から悪くなるので、お腹が硬いモノ。

③黒目の周りが濁ってなく、透明で澄んでいるモノ。

④口が黄色いモノは脂がのって新鮮ですが、一概には言えないそうです。

⑤尾尻を持って、刀のように一直線に立つモノは良い。

何事にも絶対はないので、例外はあります。

しかし、これが長年の経験から生まれた目利きのポイントです。是非参考にして下さい。

全てのサカナの目利きの方法に、共通するエッセンスがあると思います。

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