浜笛吹、追っ駆けに登場。

平塚市漁協の追っ駆け川長三晃丸より、珍しいサカナが入荷しましたハマフエダイです。

フエダイなのか、はたまたフエフキダイなのか?少しネットで調べてみたら、フエフキダイ科のハマフエフキが正解のようです。

フエフキダイの仲間では大型種で、体長は90㌢にも達し、寿命は20年以上と非常に長生きのサカナです。

名前の由来は容姿からきており、ハマには比較的海岸寄りに棲息するためと大きいと言う意味があるそうです。

千葉県以南の太平洋側、新潟県以南の日本海側、沖縄、東南アジアにも生息しているため、相模湾で獲れても不思議ではないが、

地元神奈川からは滅多に入荷がないサカナです。

地方名が沢山あるサカナで、クチビ(口美)、タマミ(玉見)、クチミ(口火、口実)などと呼ばれており、実際口の中が鮮やかな赤色のためこのように呼ばれています。

ハマフエフキは、どちらかと言うと関東より関西、西で人気のあるサカナです。特に沖縄では、「たまん」という名で呼ばれる高級魚です。

肝心の味ですが、非常に上質の白身で、血合いの部分がとても綺麗。全く癖がなく、それでいて程よい旨みがある美味しいサカナです。

しかし、相模湾も熱帯化が進んでいるんでしょうか?カスザメも連日網に入るようです。

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