折角だから、松輪のサワラを試して欲しい。

魚偏に「春」と書いて、鰆(サワラ)です。

京都舞鶴、

福井県敦賀、

三重県伊勢など西のサワラが大量に?????

まだ早過ぎるかな?

魚体にも個体差を感じるのは私だけかな。

せっかくお金を払って魚を買うんだったら、イイ魚を買いたいですよね。

だから目利きがいるんだと思うけど。

同じ魚種だったら取引値が同じ・・・・・、そんなに魚の世界は単純じゃないんです。

産地、漁法、大きさ、重さ、入数など様々な条件で、魚の値段は変化するんです。

ぐるっとセリ場を一回りしてみて、チョット気になるサワラを発見。

地元贔屓(ひいき)じゃないけど、三浦市の松輪漁協が一番イイかな。

ある仲卸の社長も言っていたけれど、同じ目方なのに体長がギュッと凝縮した良いサワラ。

大き過ぎず、小さ過ぎない使いやすい3~4㎏サイズがラインナップ中。

パーチの上から魚体を見ても、一瞬で分かるのが鮮度の良さ。

出荷されてきたサワラの目の輝き、魚体の張りが全然違います。

松輪のサワラが美味い・不味いは、私が四の五の言わなくても、美味いに決まっています。

それよりも一般エンドユーザーの方々の興味の矛先は・・・・・、取引値では?

私、嘘をつくのが嫌いなので、正直に言います「高い」ですよ。

一般に出荷されて来るサワラの値段の1.5倍以上は普通にします。

でも誰もその価格に文句は言いません。

食べた人を納得させるサワラだからです。

これが「松輪ブランド」なんですね。

世の中には、安くて良いモノたくさんあります。

でも個人的には、自分自身の勉強のために大枚叩いて買って試したいものです。