ダルマイカの需要は底なし。

もう手も足も出ないと言うのが今の心境です。

ときに「手も足も出ない」姿を、「達磨(ダルマ)」と表現することがある。

禅宗の開祖・達磨大師が壁に向かい9年座禅をし続けたため、手も足も無くなったことに由来する諺です。

「手も足も出ない」食材が市場にもありますよ。

その食材とは「ダルマイカ」です。

こんな状況下でも需要があるんですね?

ほゞほゞ決まった仲卸が高額でセリ落としていきます。

見ているだけで癒される?

私はこの艶めかしい色彩にメロメロ、ずっと「虹色素胞」を見ていても飽きないです。

市場では普通に「ダルマイカ」と呼ばれていますが、ヤリイカ科ケンサキイカ属に属するケンサキイカが正式名称です。

大きな目で見たらヤリイカ科、ヤリイカと同じ仲間なのでネット上には両者の見分け方法が多数アップされていました。

一例を示すと・・・・・、

ヤリイカは穂先が細長くて正に槍のようです。

対してダルマイカは少しずんぐりむっくり・太っちょですかね。

鮮度は見ての通り抜群の状態。

直ぐに食べたら軽快な歯触りを楽しめ、少し熟成させることで甘味・旨味を楽しめるでしょう。

私は達磨大師のように忍耐強くいられないので、手が出て、足が出て、舌まで出しちゃうでしょうね。