三番叟がやってくると初夏を感じる。

今年も平塚市漁協の追っ駈けに三番叟がやってきた。

昨年のブログを見返してみると、2018.5.29に『シマウマ?三番叟、イシダイの幼魚です。』 と紹介していました。

そして偶然のことなんですが、昨年一番最初にセリ落とした仲卸と、今年最初にセリ落とした仲卸が同じだったんです。

その仲卸は、㈲元初商店の大菊社長でした。(※セリ落とした値段が同じなのか分かりません。)

イシダイの幼魚を三番叟と呼んでいます

三番叟は狂言や人形浄瑠璃芝居の演目で、演者が被る烏帽子のストライプが、イシダイの幼魚の縞模様に似ていることからこのように呼ばれるようになったそうです。

活けでイシダイの成魚、老魚(クチクロ)が一緒に出荷されて来ると少し考えちゃうところも正直あります。

でも値がつかず、食べれなく、捨ててしまう未利用魚ではなく、キチンと取引が成立する魚なので、是非とも美味しく食べて欲しいです。

私はイシダイのヒレとウロコ処理、内臓を取り除いたモノに小麦粉か片栗粉をつけて、オリーブオイルとバターで表面カリカリに焼いて食べると・・・・・。

イシダイ特有の匂いも気にならず、美味しく召し上がれますよ。

次に入荷したら絶対に入手したい初夏を感じさせる食材です。

 

 

関連記事

Language

Japanese
English

ピックアップ記事

横浜中央卸売市場発かながわの魚が食べたい!

アーカイブ

市場カレンダー